薄々感じていたとは言え、いざそれが現実だと知ると色々と複雑・・・。
まぁ一端は今の自分にも責任があるし、仕方ないっちゃ仕方ない。
それに自分にとっても良いキッカケになるかもしれない。
しかし・・・だ。
・・・っと、その前に。
出来る限り私情抜きで自分なりの意見を書くつもりとは言え、どうしても
肯定的な意見ではないと思う。
なので以下のMoreは自己責任でどうぞ。
「現場にいるからこそ分かる」
確かにそれは重要。俺には分からない事であるのも事実。
でも・・・それは悪い意味での職業病と考えられないかな?
例えば、お腹が空いている時に目の前にリンゴがいっぱいに詰まった
箱があるとしよう。
腐ったリンゴがいっぱいに詰まった箱の中では、腐りかけのリンゴが特別な
存在として別段に輝いて見えるだろう。
ぶっちゃけて言えば、これが「現場にいるからこそ分かる」だ。
しかし、日常的な普通はそうじゃない。
ただのリンゴがいっぱいに詰まった箱の中では、より状態の良いリンゴや
新鮮なリンゴを探す事はあっても、腐りかけのリンゴになんて誰も見向きも
しないだろう。
これが普通の環境であり、現場に足を踏み入れない普通の人の日常だ。
・・・この本質が理解出来れば、何が言いたいか自ずと分かるだろう。
当初は自分の中で普通のリンゴの箱と腐ったリンゴの箱の明確な境界線を
持っていたはずだし、その話しも聞いた記憶がある。
その言葉を信じていたし、それは曲げてはいけないモノでもあった。
しかし、現場に身を置く時間が長くなればなる程、職業病として腐ったリンゴ
の箱が当たり前になってしまったんじゃないかな?
現場にいた経験は大切。なればこそ、現場と日常を比較し、日常の中でより
良いモノを見抜いて欲しかったな。
以下は個人的な感想。
・・・以前にも同じような話しを聞いた事があったんだけど。
同姓として漠然とだけどあの時と同じ何かイヤな予感がするんだよナァ・・・。