大学も春休みに入り静岡から東京の実家へ帰郷。
帰郷後もダイナからの電話は鳴り止まずにいた・・・。
実家での会話。
俺 「もしも~し」
ダイナ 「タ○○○今から行く」
俺 「あぁ、ゴメン。もう実家帰ってきてんだわ」
ダイナ 「今から行く」
ここで切れる電話。
しかし数秒後また非通知で電話が鳴る。
ダイナ 「着いた」
俺 「え・・・えっと、そこに何が見える?」
ダイナ 「焼き肉屋がある・・・今から行く」
そして再度切れる電話。
まさかね・・・と思いつつ、散歩がてら外に出てボーッと待ってみるが来る気配は
ないわけで。こういう電話は今日が初めてなわけではなく、今までもあったので
慣れっこだけどさ・・・。
もう自分で犯人を特定するのは無理だと思い、試しに当時使っていたTu-Kaに
着信履歴を調べてもらえないか問い合わせてみたが警察の介入がなければ照会
する事はできないらしく。
また、興信所(探偵会社)に相談もしたのだが、結局そういうのは身近な人間が
犯人の場合が多いですよと軽く言われる始末・・・そんなの分かってるんですけどね。
かなり割愛してのダイナ話になった気がするけど・・・。
結局、携帯と番号を新規のものにする事でダイナからの電話はなくなり、1年近く
続いたこの話しも結末を迎える事になるのだが、今思い返してみても本当に不思議な出来事だったわけで・・・。
怖いとか気持ち悪いとかそういう心境よりも、本当にダイナは宇宙人だったのかも・・・
なんていう期待というかなんというか。
まぁダイナの話しが全て本当なら、携帯換えたくらいじゃ終わらないんだろうけどさ。
とりあえず、ダイナの中の人に何か一言言えるなら・・・。
「俺含め、俺の周りの人間みんなに少しだけ夢を持たせてくれた事に感謝するよ」